フリー戦略の効果と方法を解説

フリー戦略とは?
フリー戦略とは、文字通り無料で商品を提供することです。この手法はとても効果があります。例えば、大手企業などは新商品を発売するとき、必ずといっていいほどフリー戦略を利用しています。
良く街頭で試供品を提供したり、ティッシュペーパーを無料で配りその中に商品の広告を入れていたりします。
つまり、フリー戦略とは、商品を販売する前に無料で何かを提供し、興味を持ってもらう、あるいはサンプルなどを無料で配り商品を体感してもらうことを意味します。
フリー戦略の効果
フリー戦略は、人間心理に基づいて考えられた方法です。心理学的にいうと、「返報性の法則」です。人は無料で価値を提供されると無意識的にお返しをしようとします。
つまり、ギブアンドテイクの心理が働くのです。
この心理を利用したのがフリー戦略です。先に価値を無償で提供し、自然に返ってくるのを待つ、ということです。
フリー戦略実践編
ネットショップでフリー戦略を実践する場合、SNSの活用が考えられます。ツイッター、フェイスブック、インスタグラムやアメブロなどです。
これらは、最初から人が集まっている媒体なので集客が非常に楽なのです。ここで、商品を提供しますが、単に配るだけではなく一工夫必要です。
それは、商品のレビューと写真を送ってもらうことです。こうすることで商品の宣伝になります。つまり、レビューを書いてもらうことを交換条件にプレゼントするわけです。
最近では、ヤフーやGoogleなどの検索エンジンよりもSNSなどで何かを検索する人が増えているといわれています。そのため、商品に関連したキーワードを意識して宣伝すれば、自然と興味ある人から見てもらえる可能性が高まります。
また、SNSは基本無料で利用できるため、宣伝広告費がかかりません。その分商品を無料で提供しますが、広告に月10万円とか使うことを考えたらかなりコスト削減になります。
フリー戦略とネットショップの親和性
フリー戦略は、特に自社ショップで運営するときに有効な戦略です。なぜなら、自社ショップはショッピングモールなどに属さないため、集客は0からやる必要があります。
そのため、まずSNSで宣伝し、無償で商品提供することによって効率よく集客することができるからです。
また、これは私の今までの経験上、自社ショップで買い物する客層というのは一定数いて、その人たちはショッピングモールよりも個人のネットショップでしか買い物しない人たちです。
理由としては、以前直接あるお客様に聴いたところ、楽天などのショッピングモールで買い物すると、メールがしょっちゅう届いて煩わしいので避けている、とのことでした。
SNSでこのような客層に当たれば、優良顧客としてリピーターになってもらうことも可能です。
まとめ
フリー戦略は、大手企業が新商品を発売するときに、必ずといっていいほど利用している戦略です。
これは、個人のネットショップ運営にも十分活用できる戦略です。
- 無料で商品を配り個人情報を入手しメルマガでセールスする
- 無料で商品を提供しレビューと写真をもらう
- 無料で商品を提供しSNSで宣伝してもらう
ネットショップを始めるとき、まずは売り上げを上げる以前に集客する、という考えが重要です。
ぜひ参考にしてみてください!
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