ヤフーショッピング出店について解説
ヤフーショッピング出店はアリか?
ヤフーショッピングは無料で出店できるのはご存知かと思いますが、実際どうなのか?
楽天市場と比較した場合、いくつかの有利な点があります。まず、プレミアム会員になっていると特典が多いということです。プレミアム会員になっていると常時ヤフーショッピングで買い物した場合、ポイントが5倍
また、スマホのアプリを利用して購入すると2倍ポイントがつきます。そしてYJカードというYahoo!JAPANカードで決済するとさらに2倍付くので、トータルで最大9倍ものポイントが付きます。
そして、ヤフーはTポイントと提携しているので、Tポイントと提携しているお店で買い物をすれば通常は1%のところ、1.5倍の1.5%のポイントが付きます。ユーザーにとっては、かなりお得感のある仕組みになっています。
無料で出店できて、購入者にも多くのメリットがあるので、買い物しやすい環境が整っているといえます。そのため、ヤフーに出店するのはアリでしょう。
店舗側の負担はどうなのか?
次に、店舗側はどれくらいの経費がかかるのか?
店舗側が負担するのは基本的に各種決済手数料、アフィリエイト原資最低売上の最低1%、それとポイント倍率設定というのがあり、最低1%は設定しなければなりません。これは、購入者が購入した時に付与されるポイントです。
つまり、
各種決済手数料
アフィリエイト原資
ポイント倍率設定
上記の3つの手数料がかかることになります。
各種決済手数料の種類
各種決済手数料は5つあります。
クレジットカード決済:3.24%
コンビ二決済:金額毎に段階式
モバイル支払い:4.48%
モバイルSuica:3.6%
ペイジー決済:150円
さらに、各種決済の振込ですが、1回~6回まで選択できて、月に1回だと手数料が無料。2回~6回までは0.1~0.6%の振込手数料がかかります。この手数料は口座に振込まれる時に差し引かれます。
上記のようにネット通販における決済状況は圧倒的にカード決済が多い状況です。そのため、ネットショップを運営するなら、カード決済はぜひ取り入れたほうがいいでしょう。
ショップ構築の難易度は?
次に、ネットショップを構築する難易度は?ということですが、まず、ヤフーショッピングは電話の問い合わせに対応しています。どうしてもわからないことは電話で質問することができるのです。私自身、何回か電話で問い合わせをしましたが、比較的すぐに繋がり明確に答えてもらうことができました。
そして、ストアクリエイターPROという管理画面からショップを構築していきます。構築の方法についてはマニュアルが用意されていて、画像と説明、それに動画でも解説されているので初心者の方でもじっくりと取り組めば構築できるでしょう。
ただし、すべて自分でやろうとすると相当な時間がかかるので、基本的な操作を覚えたら外注に頼んだほうがよさそうです。お金はかかりますが、その分早く開店できるので早く売上を作ることができます。
まとめ
ヤフーショッピングは、ポイントがかなり多く購入者にとってお得感があるのでは、と思います。というのも出店料がかからないため、ある程度強気にポイントを付けるショップが多いからだと思われます。
楽天やアマゾンの場合、出店料が大体売上の15%程度かかるため、どうしてもポイントをあまり付けることができません。しかし、ヤフーショッピングは出店料や月々のロイヤリティがないので、店舗側はその分をポイント負担に回すことができます。
また、Tポイントはネットを利用しないユーザーにも認知されているのではないでしょうか。TSUTAYA、ファミリーマート、ENEOSなどで使うことができるので、かなり浸透しているはずです。もしかしたら、あと何年かすると楽天を追い越すのでは?ということも考えられます。
それと、他のショッピングモールは外部リンクを表示させることは禁止されていますが、ヤフーショッピングはその制限がありません。つまり、自社サイトのURLを載せてもいいのです。そう考えると、ヤフーショッピングに出店しないリスクはないのでは?ということです。
これからネットショップを始める方、あるいは2店舗目、3店舗目を検討しているならヤフーショッピングはぜひ出店したいモールです。
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