ネットショップで広告費をかける前にやるべきこと

ネットショップで商品を買ってもらうには、コツがあります。
それは、購入者の心理を理解することです。
どういう時に欲しいと思うのか?
その欲しい状況を、キャッチコピーや商品説明で提示する必要があるのです。
それができないと、いくら集客しても売り上げを上げることは難しいでしょう。
お客が興味あるのは2点だけ
・その商品によって、自分にどんなメリットがもたらされるか?
・その商品を手にしたらどんな未来が得られるか?
上記の2点のみが購入する際の判断基準になります。
例えば、電子レンジを買いたいと思った場合。
デザインがいいからとか、値段が安いから、というのはもちろんありますが、
最終的には、電子レンジでおいしい料理が作れる、いろんな食べ物を調理できる、
このような最終目的があるはずです。
デザインや値段というのは、そのあとの段階です。
なので、商品説明で重要なのは、まずその商品で得られるメリットの説明です。
この部分を納得してもらわなければ、そのあとのデザインや価格といったところまで考えが及ぶことはありません。
なので、ネットショップにおいて商品説明をする流れとして、
その商品を手にするとどんなメリットがもたらされるか
↓
デザイン、機能
↓
価格
↓
誕生秘話、販売者情報、発送方法など
このような流れを知らずに広告費を払って集客しても、売り上げに結びつけることは難しいでしょう。
ダメなネットショップによくあるのが、ひたすら売り込んでいる説明です。
「これはお買い得!」
「今なら○○%オフ」
「とても綺麗です」
「オススメです!」
このように一方的に勧めても、人は逆の行動をとります。
要するに勧められれば勧められるほど買わないのです。
人間の心理
人間の心理というのは普遍です。「こう訴えれば、こういう反応をする」というある意味シナリオのようなものです。
大手企業などを見ていればわかりますが、人間心理をうまく利用して宣伝しています。
つまり、大手企業は莫大な広告費を投じて宣伝しているので、それを回収するための最も効果的な方法を使っているのです。
ですが、表面的な部分だけを見てマネをしても効果は得られないでしょう。
「なぜこの商品を買うのか?」という顧客心理を理解していないと、自分の扱っている商材に当てはめてもうまくいきません。
さきほどの大手企業は、広告のプロに作ってもらっています。
彼らは状況に応じた顧客へのアプローチ方法がわかっています。
個人でネットショップを運営する場合も、顧客へのアプローチが分からなければなりません。
なお、人がものを買うときの心理を学ぶことができるのがこちらの本です。
ネットショップを運営するなら、ぜひ読んで欲しい本です。
顧客心理を知らずしてネットショップを運営するというのは、言ってみれば徒手空拳です。
つまり、素手で鉄砲を持っている相手と戦うようなものです。
いくら広告で集客したとしても、肝心のネットショップがきちんとできていなければ売上は作れません。
欲しくさせるキャッチコピー、商品説明、こういった部分が明暗を分けます。
欲しくなかったのに、説明を読んだり商品画像を見ていたらいつの間にか欲しくなり、気がついたら購入していた。
という経験はあなたにもあるのではないでしょうか。
それを今度は、あなたがやる必要があるのです。
欲しくなかったのに、いつの間にか欲しくなり購入してしまうネットショップを作る必要があるのです。
ネットショップで売り上げを作っていくには外せないスキルなので、ぜひ学んでみてください。
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