無料で出店できるヤフーショッピングとBASEの比較

ネットショップを始めるには、ネットショップASPと契約して始めるケースが多いですが、その中でも初期費用と月額費用がかからなくて、利用者数も多いヤフーショッピングとBASEを比較したいと思います。
ヤフーショッピングとBSE料金比較
ヤフーショッピング | BASE | |
決済手数料 | 3.7% | 3.6%+40円 |
サービス利用料 | 2.5%~16.5%(Tポイント原資) | 注文合計×3% |
アフィリエイト原資 | 1~50% | なし |
振り込み手数料 | なし | 一律250円、事務手数料2万円以下の場合500円 |
※ヤフーショッピングに出店するにはプレミアム会員になる必要あり
詳細はこちら⇒Yahoo!プレミアム
ご覧のように、初期費用と月額利用料はかかりませんが、まったく0というわけではありません。
決済手数料と、サービス利用料(ヤフーはポイント原資)がかかります。
ヤフーショッピングの場合、ポイント原資が最低2.5%、アフィリエイト原資が1%からとなっているので、決済手数料以外にかかる金額は最低で売り上げの3.5%ということになります。
一方、BASEは振込手数料は一律250円かかります。ただ、月に1回であれそれほど気にする金額ではないのではないでしょうか。
ただ、注意したいのはBASEのサービス利用料です。送料を含めた売り上げ金額の3%がかかります。
例えば、月に10万円売り上げたとしたら、
10万円×3%=3,000円かかる計算になります。
月商20万円で6,000円、月商30万円で9,000円。
これ、結構な金額ですよね?
そう考えると、月にかかる経費だけで見れば、ヤフーショッピングの方がいいかもしれません。
出店数と規模
次に、ヤフーショッピングとBASEの利用者数と規模ですが、「ジェトロ世界貿易投資報告」2017年版によると、ヤフーショッピングは、国内EC市場の8.9%で第3位ということです。
ちなみに、1位がアマゾン、2位が楽天です。
また、ヤフーショッピングへの出店店舗数は、およそ3年で6.5倍増え約51万4,000店舗にも上るということです。
さらに、ヤフーのアクティブユーザー数は4,000万人にのぼり、これらの人たちにヤフーショッピングからメールを配信することもできます。
一方、BASEは2017年7月現在で、40万店舗を突破したということです。ヤフーには及びませんが、40万店舗というのはかなりの出店数ですね。
ただし、BASEはヤフーのようなショッピングモールではないので、集客については独自で行う必要があります。
これからネットショップを始めるなら
これからネットショップを始めたいという方は、ヤフーショッピングがおススメです。
先ほどもご説明したとおり、月にかかる費用はBASEと比較しても安く済みますし、ショッピングモールなのである程度のアクセスも見込めます。
ちなみに、私は現在ヤフーショッピングに出店していますが、広告やヤフーの企画には一切参加していませんが、ある程度売り上げが上がっています。
ただ、一つ難点は管理画面の操作が他のASPに比べて難しいことです。この点では、おそらくBASEの方が簡単でしょう。
しかし、まったく初めてネットショップを始めるなら、他のASPはわからないわけですから、気にならないかもしれません。
また、少しでも売り上げを伸ばしたいという場合は、ヤフーショッピングとBASE両方出店するのもアリかもしれません。
なぜなら、万が一失敗しても初期費用や月額費用が掛からないので、損失を最小限にできるので、リスクが少ないからです。
私の過去の経験からオススメのモールは?
私が今まで最も売り上げを上げることができたのは、楽天市場でした。
やはり楽天市場は最も集客力がありましたね。
ただし、楽天は初期費用が6万円、月額が最低でも19,500円です。さらには最低の19,500円の場合は1年間先払いなので、実質最初にかかる費用は30万円近くになります。
これだけ見ると、高いな~と思うかもしれませんが、楽天で売り上げを作ることができればすぐに取り戻すことができます。
ちなみに、私がいま0からネットショップを始めるなら、楽天にまず出店しますね。
楽天市場に興味あるなら、一度比較してみるのもいいでしょう。
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